【書類整理】介護支援のファイリングは併せワザでうまくいく

【書類整理】介護支援のファイリングは併せワザでうまくいく

2017年04月29日

高齢者の書類整理は、時系列処理・かんたんファイリングが決め手!

お片付けの現場で、比較的軽めの要支援や要介護の方の書類整理に立ち会う機会がふえてまいりました。
みなさんおっしゃるのは、書類整理の煩雑さです。

実は、わが実家も、高齢者独特の書類整理に突入しました。
「1人暮らし歴ウン十年」の母に、このたびやっと要支援1の仲間入り申請を出してもらうことに成功しました。
1週間に一度、家事の支援を受けることになったのです。
「支援なんて…と思っていたけれど、楽になるってこういうことかって、やっと腑に落ちた」
と、うれしいことを言ってくれました。
納得までに、数年以上は軽くかかったでしょうか。(その顛末はきちんと別ブログに書かせていただきますね)
・・と同時に、若かったころは、書類をみるのはなんともなかったけれど、細かい字が多くて、頭がいたくなったと、ちょっぴり悲しそう。
これまで見栄を張ってなかなか言えなかったことも、素直に言うようになったのは、私としてはおどろきです。
お役所の方の立場からすると、そうしないいけない手続きですし、あとで何かあったときに困るわけですが、長時間にわたるとひとりでは無理だと感じたようでした。
たしかに役所からくる書類は、高齢の当事者向けに字が大きいとかそういうこともありません。
当事者向けというよりは、サービスをする側の契約書類に近いものがあるのでしょう。

いつものようにわさわざとクリアファイルにいれて、引き出しいいれていました。
「私が仕事で使っている」という話をして、個別フォルダと持ち出しフォルダを渡しました。

 

もともと80過ぎの母親世代は、B5または菊版といわれる小さな紙のサイズが主流でした。
基本的にA4サイズ1枚にすべてが収まっているプリントのしまい方なんて、人によりますが、経験がないといっていいのです。

そこで、母は、洋画、とくに刑事や推理もの、裁判ものの海外映画やドラマが好きなので、
「昔の映画いでてくる弁護士はこういうファイルで事件をファイルをつくっている」
「アメリカ発祥のファイルを日本製の紙でつくったメイドインジャパンの紙」

と、説明したところ、クリアフォルダーのつるつるした袋に入れるより簡単ということを理解してくれました。

2週間後、行ってみると、こんな感じにきちんと収めて、使いやすいところに置いていました。
漢詩を詠むのが趣味なので、角川のお気に入り国語辞書と、使い込んだ漢和辞典の横に、ボックスを置くことにしたようです。

見出しも手書きです。
同じファイルを、お役所の人が持っていたとうれしそうに話してくれました。
よかったよかった!

と思って、家に帰ってこの写真をよくみると、

趣味の漢文の本が、さかさにさしてあります・・・。
几帳面な母はかつてはこういうことは決してなかったのですが、目が悪くなったからでしょう。

ちなみに、私も最近、目が悪くなってきたので、写真をこのブログにアップするまで、まったく気がつきませんでした。
老々介護の前の、老々片付けの到来です。ここは笑うしかない!と思いました。

それにしても漢字を読んだり書いたりするのが趣味の母でさえ、介護の書類は負担なんですね。
「これからどんどん増えるから、時系列に、新しいのを前にしまっていけばいい簡単さを感じてくれたようです。

ポイントは、個別ファイルの一番前に入れるだけ。時系列処理 です。

高齢者の書類整理は、時系列処理と、好きなこと、つまり、母の場合は、洋画の話ですが、セットになると実行しやすくなります。
併せワザにするのがコツです。

あくまでもお元気な時に限りますが、会話が重要なウエートを占めます。

多少、上下さかさまでも、このボックスにはいっていれば、とにかく大丈夫。
テーブルに散らかることもないでしょう。

たくさんあるように思える介護の書類も、たててしまえば、場所をとらないこともわかったようです。
次回、ゴールデンウイークに帰省するのが楽しみになりました。

どうぞ片づきますように(渡部亜矢)。

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