日本の男女平等指数105位&専業主婦の労働換算

 日本105位・3年連続低下

 

ダボス会議で有名な、世界経済フォーラム(WEF)が、
「ジェンダーギャップ指数」を発表しました(25日)。

「ジェンダーギャップ指数」というのは、世界の国の男女平等の度合いを示したものです。
なんと、調査対象134か国中、日本は105位。
しかも、
日本は、94位→101位→105位と、3年連続の低下です。

世界経済フォーラムのプレスリリースの日本語版
「アジア・太平洋地域では経済的男女格差解消への取り組み進まず」
http://www3.weforum.org/docs/WEF_NR_GGGR_Asia_Report_2013_JP.pdf

男女平等、日本は過去最低105位 WEF報告 @朝日新聞
http://www.asahi.com/articles/TKY201310250012.html

男女平等指数、日本3年連続低下の105位 世界経済フォーラム @日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM2404H_U3A021C1000000/
男女平等、日本は105位 先進国で最低水準続く@47NEWS
http://www.47news.jp/CN/201310/CN2013102501001283.html

男女平等への取り組み、世界的に失速=IMF報告書@ロイター
http://jp.reuters.com/article/jpeconomy/idJPTYE98N05120130924

「世界の男女間格差 日本は105位」@NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131025/k10015542991000.html

これらによると、

1位がアイスランド、2位がフィンランド、3位がノルウェー、
4位がスウェーデン、5位がフィリピン、10位がニカラグア、
17位が南アフリカ。

ロシア61位、ブラジル62位、中国69位、インド101位。
日本はその下の105位、韓国が111位と続きます。

日本って、本当に低いのだと、びっくりします。

一方、パキスタンが135位、イエメンが最下位の136位となるなど、
イスラム諸国で男女間の格差が大きくなっているとのことです。

経済協力開発機構(OECD)加盟国で、日本より低いのは、韓国の111位だけ。
先進国のなかでも、最低水準!

世界105位という環境のなか、
ビジネスの第一線で活躍中の方、家庭の中で奮闘している方など、
日本の女性は、いろいろな立場で、それぞれの場所で、
本当によく頑張っていらっしゃいます。

識字率や高校までの教育水準が高くても、
女性の就労者や政治家が少ないことや、女性が充分に活躍していないことが、
影響しているとのことです。

「高校を出てから」厳しい「日本女子」の現実!!

キャリアウーマンや、優秀な女性の数は増えても、立ちはだかる壁。
多くの女性たちの悩みが垣間見えます。

家庭生活と仕事の両立や、介護、その他いろいろなことで
悩みを抱えた方の片付けの相談を受けることがよくあります。
105位という数字を聞くと、無理はないですね。

専業主婦の家事・育児は年収304万円に相当

先日の東京新聞で、専業主婦の労働対価についての、
興味深い記事がありました。

無償労働 専業主婦の家事・育児は304万円
http://www.tokyo-np.co.jp/article/seikatuzukan/2013/CK2013091802000194.html

30代の主婦の負担が大きいとのことです。

保育園不足も深刻。
子どもを預けて働くこともかなわず、
たとえ保育園に入れたとしても、
保育料に見合った収入が得られるのか?という疑問もあります。
さらに、税金や社会保険料負担などを考えると、
身動きができなくなってしまいます。

ここにも、根深い問題がありそうですね。

厳しい現実をとらえつつ…

ニュースから垣間見える、厳しい現実。
でも、しっかり現実をとらえて、
生き抜く知恵を身に付けていけると、いいですね。

暮らす人の負担が減らせるように、
寄り添ってサポートさせていただきます。
さらに、
多くの女性が活躍できるよう、
少しでも、尽力していきたい!と、気持ちを新たにしました。

女性も男性も、輝やいて、過ごせますように!

片づきますように。

 

実家片づけ整理協会   渡部亜矢

 

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