片づかない話 第4話 ふえつづけるはなし

片づかない話 第4話 ふえつづけるはなし

2016年06月07日

人生、長くなりました。

今70歳前後の方が生まれたころは、平均寿命は50歳ちょっと。

信じられませんよね。私ぐらいの年でもう先がなかったなんて・・。

人生80年、いや90年、100年の時代に入っています。

昔は、なんでも、この道一筋ということがありましたが、こうも長いと、まったく同じ仕事をしているという人のほうが、珍しい時代です。

100年もたつと、産業構造そのものが変わります。

仕事も、変わるし、体調にあわせて趣味も変わります。

仕事や趣味が増えるという方のほうが、多いですね。

昔と全く同じ仕事や趣味をしているという人は、ほとんどいないのではないでしょうか。

そんなふうにして、どんな人でも、どんどんいらないことは、しまう、移動するなどしていかなければいけないのです。

関西弁では、捨てることを、「ほかす」といいますね。

捨てるよりは、やわらかくて、ほかに移動するというニュアンスが伝わって、知恵が感じられます。

趣味を年代とともに変えて、「ほかした」話をご紹介します。

ミシン

 

年代とともに変わる趣味

子どものころは、鉱物に興味をもち、学生時代は、クラシックピアノから、ジャズピアノに好みが変わり、
社会人になって、洋裁に凝っている方がいらっしゃいます。
洋裁をしたり、ジャズを聴きながらバランスボールで体をほぐす毎日。アクティブですね。
趣味は、深めていくと、どんどん内容が深くなるだけでなく、関係の深い、違うジャンルにも興味を持つようになったり、進化したりしています。
正反対のことに興味を持つこともあります。
人の一生は長いので、趣味も遍歴があって当たり前ですね。

趣味が変われば、持つモノも変わる

 

趣味が変われば、当然、持つモノも変わります。

この女性は、学生時代、こよなく愛していた楽譜と、ユザワヤや日暮里で買い集めた布が混在しているお部屋に住んでいるから、とても整理がたいへんなのです。
休みの日は、布を探すことから始めなければいけないからです。

彼女にとって、古い楽譜も、洋裁グッズも宝物。
でも、今は、洋裁にハマっているので、休みの日はほとんど洋裁をしています。

布などのグッズは、できるだけひとまとめに、使いやすい所に収納して、
あまり使わない楽譜は、戸棚の上の方などに収納するだけでも、随分違います。
それだけで、探し物の時間が減り、趣味にかける時間が増えますね。

10年後の1時間と違う、今の1時間

 

人生100年あったとしても、
今、ここにいる自分の年代の1時間と、10年後の1時間は、質がまったく違います。
今、洋裁が好きだったら、今、洋裁にかける時間を大事にしたいといいます。

物のための片づけでなく、やりたいことをする時間をつくるため、未来をつくるための片づけができるといいですね。

片づきます様に。

渡部亜矢

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