空き家にしない「実家片付け」親と話し合うべきこと・ベスト3

実家を空き家にしないために、今私たちにできることって、何でしょうか。
そもそも、実家が空き家になるなんて、イメージしたこともないし、したくもない。
ぼやっとそう思うけれど、まだウチの親は元気だし……。
そんなふうに先延ばしするのは危険です。

そのためにしておくのは、話し合い。コミュニケ-ションです。
もう聞き飽きたという人もいるかもしれませんが、結局はこれに尽きるのです。
遺言があっても、高級な財産があっても、のこされた家族がなにも知らなければ、なかったことになってしまうのですから、侮れないのです。

Xデーは、介護や入院などと一緒に、ある日突然やってきます。
そうなってからあわててはたいへんです。
連休に実家に帰省して、なんとなく実家が散らかってきたような気がしたという方は、ぜひ、次の3つを実行してみてください。

実家の片づけをする際、家族ではなしておくべきことベスト3

ベスト① 親のこれからの希望を聞く。

親がこれからどう暮らしていきたいのか、最後まで自宅で暮らすために、リフォームして暮らすのが希望なのか、子世代との同居、マンションや施設に移り住みたいのかなど希望や意思をきいておくことでしょう。

できるだけ希望に即した方法を子世代が考えるきっかけになります。
あとあと相続でもめにくくなりますね。

ベスト② 貴重品、重要品の整理をして、大事な物のしまい場所やリストを共有しておく

片付けながら、親が受け継いでほしい大事な思い出の品や、貴重品、重要品など家のどこにしまってあるかを確認するのが大事。

家族が知らなければ、高価なものや大事な貴重品、思い出、入っていた保険なども、なかったことになるからです。
いざ入院というときに困らなくて済みますね。

ポインとは、必ずしまってある実物を確認することです。金庫をあけてみたら聞いていたものとは違う物がはいっていた、なんてことがよくあります。
財産はリスト化して、家族の間で共有しておくと、相続のときにすぐに財産目録をつくることができますね。

ベスト③ 売る、貸す、誰が住むのかという家の将来について、シミュレーションしておく。

親が元気なうちに、家の名義や概要、リフォームの履歴、いくらぐらいで売れるか、解体費用など調べておくだけでも、いざというときに動きやすくなります。
祖父母の代から相続登記をしていないと、前の相続までさかのぼる必要が出てきます。

実家を売る貸す住むということで家族で話し合いがまとまらず方針が決まらないと、弁護士や税理士などの専門家に依頼してもことはうまく運びません。

シミュレーションするときは、

「空き家になったらたいへん」
「散らかった家を放置してなにもいいことはない」
「なにもしないと、実家は負の遺産になってしまう

という共通認識を持つことが最大のポイントです。


いかがでしょうか。一変に無理ですので、少しずつ取り組んでいきましょう。
実家は実はあなたの分身であり合わせ鏡のようなものです。
実家が片付くと、意外にも、自宅もきれいになってくるという副産物が出てきます。

どうぞ片付きますように(渡部亜矢)。

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