センスの違いを超える!「頂き物」

頂き物って、いただいた一瞬はうれしいけれど、
なぜか、趣味に合わないモノが多い気がしませんか。

色や形、使い勝手など、いろいろあります。

親子であっても、世の中の変化が激しいので、生きてきた時代がまったく違います。
連れ添った夫婦でも、結婚するまでの「成育歴」が違います。
たとえ家族でも、相手に趣味がぴったり合うものをプレゼントできる、というのは、
かなり難しいと思った方がいいでしょう。
ましてや他人は、抱えているバックボーンが、なにもかもが違います。

「他人から、自分の趣味にピッタリ合うものをもらうことは、ほとんどない」くらいの気持ちで頂いたほうが、気が楽になります。

モノはコミュニケーションのツールです。
いただくのは、物でなく、気持ちですし、
主体は、物ではなく、人なのですから。

では、いただいてしまった、趣味に合わないモノは、
どのように片づけたらいいのでしょうか。

センスの違う頂き物の片づけ方

もしご高齢の方が、「もらったものだから捨てられない」といったらどうでしょうか。
まずは、物が少ない時代を過ごされた世代だということを、理解しましょう。

いただいたら、くださった方に感謝の気持ちをお伝えした時点で、
コミュニケーションツールとしての役目は、終わっています。
いただいた方にお礼をすませているのなら、
手放しても大丈夫ということを、お伝えしていきます。

そして、義理でもらったもの、誰でももらえる粗品など、手放しやすいものから、
処分していきます。

それでも捨てられないものは、物ではなく、
「思い出」「気持ち」が入っているのですから、
高価なものでなくても、キチンと品質が落ちないように保管したり、
「思い出」を楽しめるように飾るのが、ポイントです。

一時保管箱に入れて、別の部屋など、安全にしまえる場所に移動。
半年以上、使わなければ処分する方法がありますね。

片づきますように。

 

実家片づけ整理協会   渡部亜矢

 

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